高校生と詩のワークショップ

5月5日
晴天が続くゴールデンウィークです。
当地はちょうど桜の時期です。観光客もたくさん訪れています。
昨日、帰省してすぐ息子は五稜郭に五月の桜を見に行ったのですが、あまりの人出に驚いて早々に帰宅。
東京・大阪と都会暮らしが長い息子ですが、「桜の海」と「人の波」に酔ったようです。

桜と言えば、先週(4/29)高文連道南支部文芸研修大会会場の函館商業高等学校の美しい前庭にも、咲き始めた桜の木がありました。
昭和地区にある函商(わたしたちはずっとカンショーと呼んでいました。今はハコショーとも言うらしいです)には初めて訪れました。
この永い伝統のある高校には姉も通っていましたが、その頃の校舎は五稜郭にありました。当時の校門が五稜郭タワーの近くに保存されています。

函商には、詩のワークショップの講師として伺いました。
とても綺麗な校舎で、会場の視聴覚教室も広くて設備が整った気持ちの良い教室でした。
当日は、市内の4校21名が参加してくれました。
新学期が始まったばかりなのに(入学したばかりの1年生も!)、事前に課題の詩を提出してくれていました。
みなさん、とても熱心に読み、聞き、発言してくれました。指名されて沈黙したり、「わからない」と言う生徒さんは一人もいませんでした。一所懸命、考えて話す真摯な姿勢に感心しました。
そうでした、せっかくの休日なのに参加しているのです。うれしいです。
そして、作品提出から大会まで日がないのに、大急ぎでワープロ入力・印刷などご準備くださった当番校の先生はじめ、各校の引率の先生にも心から感謝です。
このような研修の場があることは生徒たちにとって、貴重な経験になると思います。自校の生徒とは部活動のなかで合評などするでしょうが、他校の生徒の意見を聞ける機会は、そうないことでしょう。いい刺激・いい勉強になったのではないかと思いました。
わたし自身、とても楽しくためになりました。ありがとうございました。

こどもの日のきょう、函館新聞の教育面に当日の様子が大きく載っていました。

札幌・豊平館での〈pw連詩組と北の仲間たち〉に続いての高校生とのワークショップは、詩への想いを深める時間でした。感謝します!

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