「幽谷より出でて、喬木に遷る」

正月七日
この日、わたしのまちでは正月飾りを焚く火祭、どんど焼きです。
昨日は雪が一日降り続いて雪かきに汗をかきましたが、今日は朝方に牡丹雪が少し舞っただけで晴れました。
注連縄や熊手を火にくべ、(その火にあたると病にかからないという教えに従い)身体をあぶってきました。
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それからお参りをして、おみくじをひきました。
第二十七番 中吉でした。
幽谷より出でて、喬木に遷る
鳥は友を求めて、深い谷から丈の高い木に移ってくる。恋愛も相手に求めるのではなく、自らを磨き高めてゆけば二人の間は縮まる。学業は飛躍の時である。望みを高く持って吉。仕事運上昇、大きな金運あり。
と、佳いことずくめでにこにこしながら結んできました。
調子に乗って、金運の開運おみくじもひいたら、こちらは大吉!
やることなすこと幸せの種、と記してありました。
中にかわいい鯛が入っていました。金箔入りで鯛金(大金)だそうです(笑)。
駄洒落かよ、思わず頬がゆるみました。
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2015年の手帳を見たら、昨年は小吉でした。病気の告知後すぐに年が明け、5日から検査検査で通院していた最中のどんど焼きとお参り。小吉はうれしかったのか残念だったのか、憶えていません。でも、手帳に小吉とのみ記してあるのを見ると、いっとき手術前の不安を払ってくれたのかもしれません。
「幽谷より出でて、喬木に遷る」
なんだか心境にぴったりのことばです。
今はまだ深い谷を出たところ、高い木を仰いでます。
今年はそう、喬木に遷りたいです。
018なにより元気で過ごせますように!
 

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