映画

ツレヅレ

『バッシング』を観て、

映画『バッシング』(2005,小林政広監督)を観ました。 とてもよかったです。 良い意味で予想が外れました。 泣きました。 映画を観てこんなに泣いたのは久しぶりです。 わたしはちょっと構えて観始めました。 タイトルから、あのイラク事件でのメディアやネットでの酷い論調や誹謗・中傷を連想していたから・・・ でも。そうではありませんでした。 この映画で描かれている...
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師走に

今年も残すところ、十日。 なにやかにやと気ぜわしい年の瀬です。 師も走る、月なのですものね。 やることがいっぱいありすぎて、なにから手をつけていいのか、ぐずぐずしているうちに時間ばかりがすぎていきます。 年賀状も、これからです。 わたし、走り遅れている。(笑) 函館は、昨日今日と晴天でした。 つもっていた雪もずいぶん溶けました。 しまわないうちに降った雪で...
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徒労の話

きのうのブログを読んでくださった小林政広監督が教えてくれた とても心に響く印象的な言葉が、いまもわたしを占拠しています。 緒形拳さんが「豆腐屋の四季」の話を何度もされていたこと 「オレは、徒労の話が好きなんだ」と緒形さんが言っていたこと そして、監督の「作りながら親父を憎んだように緒形さんを憎みました」という言葉 うれしかったです。 緒形さんも小林監督も...
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映画『歩く、人』と緒形拳さんのことなど

『歩く、人』(’02監督:小林政広)を観ました。 よかった! 観ている最中も観終わってからも、いろんな想いがよぎりました。 あまりに、いろいろなことを思ったので、まとまりのない感想になりそうですが すこし記しておこうと思います。 雪の北海道、鮭の孵化場へ通う父(緒形拳) その父の世話を、母の死後ずっと続けてきた次男 10年前に家を出て音楽の夢を捨てきれない...
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貧しさと豊かさと

昨夜、たまたま観たテレビの鑑定番組で、 児島虎治郎という方の絵画作品が出され、画家の生涯が紹介されていました。 児島画伯は、生涯、作品を売らなかったそうです。 それができたのは、実業家・大原家(後に大原美術館を創設)の全面的援助があったからなのだそうです。 すごいですね。 日本でも、そんな芸術家を支援するパトロンがいらしたんですね。 わたしは、文学や音楽を...
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雪でした

ゆうべの皆既月食を眺めて眠りにつき 起きてみたら、雪です。 降りしきる白が美しい! あんまり寒いのは堪忍して、と思うけど 雪の朝の、それも休日ならなおの、うれしさ。 なにもかもが雪がれて一新されてゆくような。 音も雪に吸われるのか、世界はシンとしずかです。 きのう庭にきて林檎を啄んでいたヒヨドリも来ません。 ちいさな林檎も綿帽子をかぶっています。 きのうブ...
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