クリスマスの月

今日は12月25日!
え、ってことは今年はあと1週間で終わり?
わ、わわわ
どうしよう(どうもできないけど笑)。
師走とはよく言ったものですね、今月に入ってから日々の速度は加速しているようです。
そして、今日は満月。
クリスマスの満月は38年ぶりだそうです。
今夜、月はアンデルセンの「絵のない絵本」の月のように世界のいろんな場所、いろんな物語を見るのでしょう。
貧しい窓にも光のキスをして。
 
すこし雪が舞ってきました。
今夜はホワイトクリスマスになるかもしれません。
満月は見えないでしょうか。
昨夜は雪のないイヴでしたが、夕方の月がきれいでした。
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去年のクリスマス、月はどうだったのでしょう。
憶えていません。
その日、考えてもいなかった癌の告知を受けました。
数日前に検査は受けていたものの全く心配していませんでした。
病院に向かうときは、市電がクリスマス仕様だったのでスマホで写真をとったりと呑気なものでしたが、帰宅後は月を見る余裕はなかったようです。
あれから1年。
すっかり元気です。
長い入院で、体重も体力も落ちたので、体重が戻って体力がつくよう食べたいだけ食べていたら、現在、わたし史上最重量でありますww
ダイエットは来年の最重要課題なり。
 
昨夜はイヴといっても、とくに何もしませんでした。
ケーキも前述のようなわけで控えました。
子どもたちが小さい頃は、クリスマスは彼らの誕生日に次ぐイベントでした。
ツリーを飾ったり。ケーキを焼いたり。
なにより3人分のプレゼントをどうやって隠しておくかが大変でしたね。
3人とも、けっこう大きくなるまでサンタクロースを信じているようであったので親としても奮闘したわけです。
でも、今になってみると、信じていたというより疑ったらもらえないと子ども心に思っていたのかもしれないです。
ちょうどイヴは学校も終業式の日で、子どもたちはこの夜から正月お年玉と続く幸福な時間のはじまりでもありました。
よろこぶ子どもを見るのは、子育てのご褒美ですね。
 
そんなわけで静かなイヴでしたが、うれしい贈り物が昼間とどいていました。
高山美香 著「猫と映画」(発行 猫の事務所)という本です。
 
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同封されていた「猫の事務所通信」に連載されていた高山美香さんのイラストコラムをまとめたものだそうです。
発行者の高橋明子さんからのプレゼント!
明子さんは猫と映画の大好きな詩人です。
四半世紀も前に出会ったときから全然かわらない若々しい方。
小柄で華奢な体のどこにそんなエネルギーが潜んでいるのかと思うくらい、行動的です。旅をし、映画を観、猫を育て、平和を願い、通信を発行し。ご自宅でギャラリーもされているのです。
夏にお会いしたときも映画のことなどたくさん教えていただき感激でした。
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雪が降っています。
雪にもいろんな貌がありますが、今日のように音もなくゆっくり降りてくる雪が好きです。
観た映画や読んだ本のことなども書きたいのですが、や、ややや、片づけなければならないことがたまっているんでした。怠け者は歳末勝負、このへんでやめておきませう(笑)。
 
今夜、月の見る地球に、街々に、窓々に、幸せな光景が多くありますように!

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