青柳の空に

✎6月7日、青柳中学校の開校式に行ってきました。

 
 
 
 
 
 
 
 
青柳中学校は本年4月、市内の西中学校・潮見中学校・宇賀の浦中学校 3校の統合により設立されました。

校舎はもとの潮見中学校です。
函館公園にある石川啄木の有名な短歌
 函館の青柳町こそかなしけれ
 友の戀歌
 矢ぐるまの花
の歌碑からすぐの坂、緑豊かな山の麓にあります。

 
 
 
 
その新しい学校の校歌の作詞をした関係でお招きいただきました。
とてもすばらしい開校式でした。
これまで永く生きてきて、自身や息子たちの入学式や卒業式はかなりの数を経験していますが、開校式というのは初めてです。
そのうえ、校歌の作詞というのも初めてです。
式の始まる前、松田校長先生とお話ししたときに「生徒たちが校歌を気に入って歌っています」というのを聞いてうれしく、聴くのがとても楽しみでした。
校長先生に学校だよりも見せていただきました。
なんと「Tomboloだより」という名称です!

ここに示されている図と文でわかるように、青柳中学校は函館山から旧市街地、たくさんの町をカヴァーする「函館の街を支えてきた地域」が校区なのです。
式場に入ると、生徒さんたちは整然と落ち着いた様子で着席していました。
制服がいろいろです。1年生は青柳中の制服、2・3年生は西・潮見・宇賀の浦中の制服、四つの制服があるのです。
学校が変わることで不安を覚えたり、通学の距離や時間が増えた生徒もいるでしょう。
でも、一方では新しい友や先生、路や風との出会いもあるはずです。
中学時代。12歳から15歳という心も体も著しい成長を遂げる青葉若葉の季節。多感な日々をいきいきと生きてほしいです。
 
渡島局長や教育長・教育委員に続いて、私も来賓席に校歌の作曲をされた山本和生(かずい)さんや校章のデザインをされた古谷竜彦さんと参列しました。そんな晴れがましい席に座ったのは初めてですが(初づくしです)、ふしぎと平常心でいられたのは、窓から覗く緑、山に抱かれているという安心感があったからではないかと思います。
校長先生のご挨拶(校歌の歌詞をまじえてお話しくださって、うれしくありがたかったです)も来賓の方々のご祝辞も、そして生徒代表の感嘆するくらいよく通る声の挨拶もしっかり聞きました。
 
私たち3人は感謝状をいただきました。
そして、壇上で校歌を聴きました♬

すばらしい斉唱で感動しました。
作曲の山本さんも涙が出る、とおっしゃるくらいでした。
青柳の空に高らかに響き渡る歌声でした♬
 
いい経験をさせてもらいました。
ありがとうございました!

 

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