ツレヅレ

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きょうは

風邪をひいて、いちにち何もできませんでした。あれもしたい、これもしようと思っていたのに、です。なんかくやしいですが、しょうがありません。で、本を注文しました。読まないで積まれている本がたんとあるのに・・・困ったものです。『福永武彦戦後日記』(新潮社)と『根津権現裏』藤澤清造(新潮文庫)あんなに大好きだった桐野夏生も2冊、積んだままになっているし(いままでなら...
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クロックポジション

点字講習のお手伝いで、男子高校に行ってきました。ノーマリー教室の一環ですが、これまでわたしが参加したのは小学生が対象でしたので高校生に教えることができるかどうか、ちょっと心配ではありました。でも、案ずるよりなんとやら・・・とても明るく楽しい時間でした。テキストは谷川俊太郎の詩です。ボランティアに関心のある生徒さんたちでしたのでみんな、とても熱心で、あっという...
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樹の時間、雪の手紙

朝起きたら、屋根や庭木が雪化粧していました。白い世界は、こころ躍るものです。子どもの頃の初雪の朝の驚きと嬉しさを思い出します。松の枝にふんわりかかった雪は真白い綿のよう。玄関横の松は、末の子が生まれたときにいただいた苗木を植えたもの。もう手に負えないほど大きくなりましたが、子どもたちが小さかった頃はクリスマスツリーのように形がよくて、電飾をめぐらしたりしまし...
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雪は

雪でした。初雪は明け方3時頃だったらしいのですが、気づきませんでした。寒いのはいやだけど、雪が来るとなぜかうれしいという道産子は初雪を見なかったのは口惜しい気がする複雑ビミョーな人種です。(笑)ところが、雪の初日は吹雪になりましたの、よ。去年より20日も遅れてきたぶんを取りもどすつもりだったのか、そんなに初雪みたけりゃ、たっぴりごらんということなのか・・・雪...
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砂州をこえて

高校の卒業アルバムにクラスで寄せ書きをしたものが写っています。わたしは得意でもない英語を綴っています。For Men may come and Men may go,But I go on for ever.全員書かなければならないと言われて、書くことが思いつかないまま以前に参考書か何かで目にして気に入っていた詩句を記したのでしょう。たぶん、テニスンの詩だと...
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唐牛健太郎

昨日の「野球」の最後でもちょっと触れましたが、60年安保の全学連委員長・唐牛健太郎は函館出身です。わたし自身は、一度もあったことはありませんが、湯川に住んでいた友人たちは、ずっと年上の彼を「ケンちゃん」と今もよびます。縁あって、唐牛健太郎の墓参へ行くようになり、彼がどれほど多くの人に慕われているのか実感しました。そして、60年安保から50周年の昨年、函館で「...