時は過ぎゆく

✎時は金なり
朝日新聞に連載されている「折々のことば」の100回目までの中から、イチ押しを選ぶ投票キャンペーンで1位は「時は金なり」(ベンジャミン・フランクリン)だったそうです。
あまりにオーソドックスでちょっと拍子抜けしますが、でもこれが多くの人の実感なんでしょうね。
わたしのように、いつもボーッとしているのは、時の無駄遣いですね。
ほんとうに時は大事です。痛感しています。

✎佐藤泰志と宇江佐真理
ずっと中断していた点訳を少し前から再開しています。その点訳本のなかに出てくる佐藤泰志が上京後、高校の同級生や後輩とはじめた同人誌『黙示』の読みが「もくじ」か「もくし」か判らなくて、同人だったNさんにメールで訊ねました。宇江佐さんの訃報がショックだったことも伝えました。
すぐお返事がきて、泰志がどう言ってたかは不明だが自分(NさんとKさん)たちは「もくじ」と言っていたということでした。
そして、宇江佐真理と佐藤泰志の関わりについて誰か触れてほしいということ、宇江佐真理がなぜ純文学をやめて江戸ものにいったかも含めて…とも。
ほんとうにわたしもそう思います。
生前に勇気を出して聞いておくべきだった、と悔いています。
いろんなことが間に合わない。
時の過ぎゆくのが疾すぎるのか、わたしの気づくのが遅すぎるのか。
たぶん、両方なのでしょう。

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