ツレヅレ

高校生と詩のワークショップ

5月5日晴天が続くゴールデンウィークです。当地はちょうど桜の時期です。観光客もたくさん訪れています。昨日、帰省してすぐ息子は五稜郭に五月の桜を見に行ったのですが、あまりの人出に驚いて早々に帰宅。東京・大阪と都会暮らしが長い息子ですが、「桜の海」と「人の波」に酔ったようです。桜と言えば、先週(4/29)高文連道南支部文芸研修大会会場の函館商業高等学校の美しい前...
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〈pw連詩組と北の仲間たち〉盛会でした!

4月22日、札幌中島公園にある豊平館で行われたトークと詩の朗読会に行って来ました。ツイッター連詩という、同時性と広域性を持つ共同詩ジャンルを生みだし大きく育ててきた宮尾節子さんや全国各地の連詩の仲間、そして道内の詩人たちも加わっての朗読会です。豪華な朗読者たち! そのうえ、場所は国の重要文化財・豊平館という贅沢!雨の庭に鳩たちが出迎えてくれました。白い鳩もい...
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吉増剛造とエミリーの小石

六月も今日で終わり。今年も半分が過ぎたのですね。今日は調べものがあって、中央図書館へ行ってきました。「市街戦のジャズメン」が掲載されている『北方文芸』1968年3月号も閲覧しました。48年前の春にこれを読んで衝撃を受けたのでした。いま読んでも、書き出しからして上手いです。高校生がこれを書いたわけです。その佐藤泰志と同年の宇江佐真理も、高校生のころから書いてい...
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TENGOライブと「游人」22合評会

✍今月も残すところ、あとわずか。慌ただしくもアツイ日々の5月でした。まず、念願の北海道立文学館での「佐藤泰志の場所(トポス)」展へ行ってきました。入場してすぐ階段を下りてゆくと、いきなり熊切和嘉監督の顔の大写しに出会ってびっくり!展示室前の大きなモニターに、映画「海炭市叙景」メイキング映像がエンドレスで流れているのです。撮影の様子や実行委員会の活動などを懐か...
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鬼捲り

きょうは節分朝日新聞の鷲田清一さん「折々のことば」も、それにあわせてでしょう福は内 鬼も内でした。「創造者というものは一種の鬼を自分の中にもっていなかったならばすぐれた仕事はできない」梅原猛さんの「老耄と哲学」からのことばだそうです。鬼!すぐれた仕事とはほど遠いでしょうが、鬼はわたしの詩によく登場します。春に出る詩誌に一昨日送った詩(「奔る春」)にもいました...
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クリスマスの月

今日は12月25日!え、ってことは今年はあと1週間で終わり?わ、わわわどうしよう(どうもできないけど笑)。師走とはよく言ったものですね、今月に入ってから日々の速度は加速しているようです。そして、今日は満月。クリスマスの満月は38年ぶりだそうです。今夜、月はアンデルセンの「絵のない絵本」の月のように世界のいろんな場所、いろんな物語を見るのでしょう。貧しい窓にも...