映画

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『佐藤泰志』と映画のこと

  福間健二さん監修による『佐藤泰志 生の輝きを求めつづけた作家』が、発行されました。 4月に公開となる映画『そこのみにて光輝く』に向けての発売で、帯には映画のシーンと「作家はなぜ復活し、なぜ人びとの魂を揺るがすのか」のことば。 内容は、佐藤泰志が高校時代に書いた小説「退学処分」「青春の記憶」、評伝抄、対談、インタビュー、エッセイ・論考など、没後20年を経...
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長い坂 ②映画『ハンナ・アーレント』

札幌シアターキノで『ハンナ・アーレント』を観ました。 前夜、シアターキノの市民株主でもある高橋明子さんから、混みそうだから少しでも早く行ったほうがいいとアドヴァイスをもらったと、小樽駅から札幌の友人に電話したら、急いで出てきてくれたので2時間前に受付。 それでもすでに7人の方がいらしていました。 待ち時間は映画館に併設されているキノカフェで、ランチをいただき...
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長い坂 ①小樽詩話会50周年

21・22日と小樽・札幌へ行って来ました。 小樽は実に21年ぶり。 今回は、小樽詩話会50周年記念の祝賀会参加のためでした。 小樽詩話会は、毎月2回の例会と月刊の詩誌『小樽詩話会』と年刊の記念誌を発行している、いま北海道の詩界でもっとも充実した活動をされている会です。 最初は3人で立ち上げた会が、今や購読会員を含めると117人という大所帯です。 それも、とり...
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感動と戦慄-『偽りなき者』を観て

師走も半ば あいかわらず時の疾さに追いつけないまま日々が過ぎてゆきます。 きょう(13日)は寒い日でした。 しかも雪やら雨やら雷やらで、外出もできず。 こんな時こそ、たまっている作業や原稿を片づければいいものを、昨夜観たデンマーク映画が頭から去ってくれない(苦笑)。 ここにちょっと取り出したら楽になるかしら。 『偽りなき者』(トマス・ヴィンターベア 201...
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若松孝二監督追悼上映会 『千年の愉楽』

きのう(10/13)は若松孝二監督作品『千年の愉楽』を観てきました。 とても寒い日でした。 会場の金森ホールは函館港の倉庫群、コートを羽織っていったのですが、それでもまだ寒く、台湾や韓国からの観光客で賑わうショップ街で買ったショールを巻いて帰ってきました。 中上健次原作の映画です。 ロケ地も俳優もよかったです。 光る海や寺島しのぶさん演じる若いオリュウノオ...
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45年後の「市街戦のジャズメン」-小説『海炭市叙景』と映画『書くことの重さ 作家 佐藤泰志』

昨日は映画『書くことの重さ 作家 佐藤泰志』の函館公開初日でした。 5月に試写会で観ていましたが、再編集された本編は試写で観たのよりぐっとしまって良くなっていました。 全国公開に先駆けて、佐藤の故郷・函館での先行上映です。 映画の終了後には、再現映像で佐藤泰志を演じた村上新悟さん、仲居役の樋口泰子さんの舞台挨拶がありました。 お二人とも、この映画...
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