◇8月も今日で終わり。日記は無理だけど月に1回くらいはなんか記しておかなければ、と不真面目なのか真面目なのかわからないけど……ま、駆け込み月末ブログですわ、わ、わがみっつ(笑)。
輪が三つといえば、ここ数年、髪はショートカットでしたが、暑い日中に美容室へ行くのがおっくうで家に引きこっているうち髪が伸びましてね、うっとうしいので後ろに一つにまとめてました。人生のほとんど、ロングヘアーで過ごしていましたから、髪留め・髪飾りの類いは、やたらとあるんですね。百均のシュシュから高価な簪まで。すっかり忘れていたけど1、2度しか使っていないシニョンにかぶせる金具の飾りも出てきました。
さらに1度も使っていない革製の飾りも!
これは詩集「陸繋砂州」で北海道詩人協会賞をいただいたとき、授賞式に駆けつけてくれた游人の仲間たちがプレゼントしてくれたイタリア製の美しいシュシュと簪のセットです。大切に思うあまりしまいこんでいました。
これを使うために
髪を伸ばそうかしら
◇昨日、福生に住むTさんから、お手紙と吉増剛造さんの講演会の資料を送っていただきました。
Tさんとはお会いしたことはありませんが、吉増さんつながりでTwitterで出会い、拙個人誌「恒河沙」もお送りしました。
昨年10月、函館でのイヴェントから数日後に福生で開催された「ふっさっ子剛造と大菩薩峠」という公民館での会です。その資料中に「詩的な糸のつながり」という吉増さんの味わい深い文章が載っていました。それを踏まえてでしょう、Tさんはお手紙に「恒河沙」の感想と、函館でのトークからすぐに福生での会があったことについて不思議な「糸のつながり」を感じると書いてくださっていました。ありがとうございました!
◇そう、詩です。
北海道新聞「日曜文芸」の詩の選者を隔週で担当するようになって2ヶ月が経ちました。この夏は、ひたすら送られてくる詩を読んでいました。
投稿されるのは、商業誌はもちろん、同人誌になどにも書かれていない方々です。7,80代の方が多いのに驚きました。「日曜文芸」には俳句や短歌の欄もあります。俳句ブームでもあり、短詩型人口は自由詩に比べてはるかに多いと思います。そんな状況で、詩作に取り組まれていることに尊敬の念を抱きます。三角みづ紀さんが以前ツイートされていた「だって、詩って最高じゃん」を思い出します。(「詩人」を名乗ることにためらいがある、というようなやりとりの中だったと思います。、わたしは詩人って言うよ、だって詩が好きだし詩って最高じゃん、って。いいなあ、と思いました。)
詩の魅力を今更ながら感じています。
原稿用紙たった1枚半でも、詩は100枚の小説・1時間の映画にも優るとも劣らない感動や余韻をもたらしてくれることがあるのです。
だから選評も心をこめて書きます。
あらためて、わたしは詩が好きなんだなあ、と実感している今日この頃です。
明日9月1日も私の担当です。よかったら読んでください。
では、では。