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『わが街  はこだてタウン誌50年』

きのうは、もうひとつイベントがありました。 游人の同人で永いつきあいのある河田節さんが伊原祐子さんと共に編集をされていたタウン誌「街」が終刊、 その50年、536号の総目録がこのたび上梓されました。 その発刊を祝う会が、元町の五島軒でありました。 タウン誌「街」は函館在住の作家、故・木下順一氏が編集・発行されていた雑誌です。 タウン誌と言いながら、文芸色の強...
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唐牛健太郎墓前祭2013

きょうは七夕。 晴れましたから、織女と牽牛は年に一度の逢瀬をはたせるでしょうね、 竹に短冊 たなばたまつり おおいに祝おう♪ ローソクいっぽんちょうだいな♪ こどもたちは、まだ日も暮れないうちから家々を廻っています。 年に一度と言えば、きのうは唐牛健太郎墓前祭でした。 曇り空でしたが、今年も唐牛夫人はじめ、たくさんの人が全国から参集し、 函館山中腹にある墓前...
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游ぐ人

きのうは『游人』19号の合評会でした。 年に一度、細々と発行してきて19号になりました。 最初のメンバーで集まって詩の勉強をするようになってからは22年です。 この間に、3人の同人を喪いました。 藤田節子さん、平塚みちるさん、そして、今号発行直前に逝ってしまわれた、なかの頼子さん。 今号は、なかのさんの詩集『さよなら✻アボカドの日』の特集だったのに、追悼特集...
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この社会の生き難さ ー 映画『日本の悲劇』

映画『日本の悲劇』(小林政広監督作2012)を観た。 身につまされた。 泣いた。 いろいろ考えさせられた。 宣伝惹句に「これは、私たち家族の物語。」とあるが、まさしく、わたしの、あなたの、家族の物語だ。 ある一家を襲う失職、病、離婚、死、震災。そして貧困、年金。この国が抱える問題の数々が、ひとつの家の中にのこらず在った。 シーンが変わるたび暗転があり、舞台の...
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記録映画「書くことの重さ~作家 佐藤泰志」

今夜(23日)はドキュメンタリー映画「書くことの重さ~作家 佐藤泰志」の函館試写会でした。 関係者・協力者のみへの案内ということで、知った顔が並びました。 上映前に稲塚秀孝監督のご挨拶がありました。 稲塚監督は、苫小牧の出身で、佐藤泰志の一歳下です。 ご自身も入選した「第5回有島青少年文芸賞」の発表で佐藤泰志を知りました。 入選作は主催の北海道新聞に掲載され...
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ルナニルハ ルナニルハ

明け方届いた地元紙に次男の背中が映っていました。 きのう、松前で行われた近隣8高校による「書道パフォーマンス」の記事です。 松前高校書道部と松前中学校吹奏楽部がコラボレーションしてのパフォーマンスで、息子は指揮をしていました。 松前は近代詩文書の父と呼ばれる書家、金子鴎亭の生誕地なのです。 そういえば、先週「来週はこれないから」と次男は桜の枝(お嫁さんの心遣...