唐牛健太郎墓前祭2013

きょうは七夕。
晴れましたから、織女と牽牛は年に一度の逢瀬をはたせるでしょうね、
竹に短冊 たなばたまつり おおいに祝おう♪
ローソクいっぽんちょうだいな♪
こどもたちは、まだ日も暮れないうちから家々を廻っています。
年に一度と言えば、きのうは唐牛健太郎墓前祭でした。

唐牛健太郎22歳

曇り空でしたが、今年も唐牛夫人はじめ、たくさんの人が全国から参集し、
函館山中腹にある墓前で、カロウジを偲び、語らいました。

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今回は、一水会の鈴木邦男氏も参加、唐牛との若き日の写真も披露してくださいました。
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高橋公 氏  秋山祐徳太子氏  鈴木邦男 氏
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唐牛健太郎は、その『追想集』に文を寄せられた各界の方々の顔ぶれをみてもわかるように
右だの左だのの別なく、じつに幅広く多彩な人々に愛され慕われたオトコでした。
60年安保から53年、亡くなってから29年の今も、こうして毎年たくさんの人を引き寄せる彼の魅力。
中学の同級生だった金子さんは「その人間としての力、人間性というのは中学時代からあった」と話してくれました。
酪農業から、この街でいちばん愛されている「函館牛乳」を作り育て上げた金子氏は、経営者として「どんな仕事でも、そういう人間力が最も大事だと思う。」と仰ってました。
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大きく特異な形状の墓は秋山祐徳太子氏作です。
インド産の墓石は500年持つそうです。
上面に象られたオホーツクの波は、うさぎ波・三角波をイメージされたそうです。

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黒いベストに白いチノパン、カーキのマフラーの
とてもダンディーな方(スミマセン、お名前失念しました)は、
万延元年からの永いスパンで歴史を語り、最後は陸游の詩で締めてくださるという壮大でロマンあふれるお話をされました。
ほんとに聞き入ってしまいました。
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3年前、函館での唐牛健太郎写真展やメモリアル冊子に力を尽くしてくれた泉康子さんも、その経緯など、とても丁寧に説明して、皆さんにわたしたちを紹介してくださいました。
ありがとうございます。
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海を望む山での、いい時間でした。
来年は、唐牛没後30年ということで、なにか企画し盛大に墓前祭をしましょうと、司会進行をされた高橋氏が確約してくれました。
楽しみです。

【追記】
昨年も写真を送ってくださった倉垣氏よりPCに写真が届きました。
集合写真とスナップ数点、転載させていただきます。
唐牛集合②

陳さん2013

唐牛 夫人・友

ありがとうございます。
また、来年お会いできますように!

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