ツレヅレ 『バッシング』を観て、 映画『バッシング』(2005,小林政広監督)を観ました。とてもよかったです。良い意味で予想が外れました。泣きました。映画を観てこんなに泣いたのは久しぶりです。わたしはちょっと構えて観始めました。タイトルから、あのイラク事件でのメディアやネットでの酷い論調や誹謗・中傷を連想していたから・・・でも。そうではありませんでした。この映画で描かれているのは報道などのバ... 2011.12.24 ツレヅレ
ツレヅレ 師走に 今年も残すところ、十日。なにやかにやと気ぜわしい年の瀬です。師も走る、月なのですものね。やることがいっぱいありすぎて、なにから手をつけていいのか、ぐずぐずしているうちに時間ばかりがすぎていきます。年賀状も、これからです。わたし、走り遅れている。(笑)函館は、昨日今日と晴天でした。つもっていた雪もずいぶん溶けました。しまわないうちに降った雪で凍り付き、ずっとそ... 2011.12.21 ツレヅレ
ツレヅレ 徒労の話 きのうのブログを読んでくださった小林政広監督が教えてくれたとても心に響く印象的な言葉が、いまもわたしを占拠しています。緒形拳さんが「豆腐屋の四季」の話を何度もされていたこと「オレは、徒労の話が好きなんだ」と緒形さんが言っていたことそして、監督の「作りながら親父を憎んだように緒形さんを憎みました」という言葉うれしかったです。緒形さんも小林監督も、いいな、好きだ... 2011.12.19 ツレヅレ
ツレヅレ 映画『歩く、人』と緒形拳さんのことなど 『歩く、人』(’02監督:小林政広)を観ました。よかった!観ている最中も観終わってからも、いろんな想いがよぎりました。あまりに、いろいろなことを思ったので、まとまりのない感想になりそうですがすこし記しておこうと思います。雪の北海道、鮭の孵化場へ通う父(緒形拳)その父の世話を、母の死後ずっと続けてきた次男10年前に家を出て音楽の夢を捨てきれない長男3人の男たち... 2011.12.18 ツレヅレ
ツレヅレ 貧しさと豊かさと 昨夜、たまたま観たテレビの鑑定番組で、児島虎治郎という方の絵画作品が出され、画家の生涯が紹介されていました。児島画伯は、生涯、作品を売らなかったそうです。それができたのは、実業家・大原家(後に大原美術館を創設)の全面的援助があったからなのだそうです。すごいですね。日本でも、そんな芸術家を支援するパトロンがいらしたんですね。わたしは、文学や音楽を志す人、そして... 2011.12.15 ツレヅレ
ツレヅレ 雪でした ゆうべの皆既月食を眺めて眠りにつき起きてみたら、雪です。降りしきる白が美しい!あんまり寒いのは堪忍して、と思うけど雪の朝の、それも休日ならなおの、うれしさ。なにもかもが雪がれて一新されてゆくような。音も雪に吸われるのか、世界はシンとしずかです。きのう庭にきて林檎を啄んでいたヒヨドリも来ません。ちいさな林檎も綿帽子をかぶっています。きのうブログに書いたマリモの... 2011.12.11 ツレヅレ